2019/03/29
京都で7月下旬に開催される御手洗(みたらし)祭をご存知でしょうか?
この御手洗祭は、池の中に足を入れることで体を清める「足つけ神事」で有名なお祭りです。
今回は、祭りについてや、御手洗祭の開催時期、混雑回避のポイントを紹介します。
御手洗祭ってどんな祭?
御手洗祭は京都の京阪・叡山電鉄の出町柳駅から少しのところにある「下鴨神社」で開催される祭です。
それでは、御手洗祭について紹介します。
足つけ神事
御手洗まつりは、特に足を水につける「足つけ神事」が有名なお祭りです。
ろうそくをもって水の中に入ります。そして、途中に火をつける場所がありますので、ろうそくに火をつけ、祭壇のほうを目指します。
そして、火のついたろうそくを祭壇の前にたてることで、体を清めることができます。
さらに、そのあとご神水を飲むことで、体の中から清めることで、穢れを落とすことができます。
水の深さ
水の深さは、大人の膝ぐらいの高さになります。
服装に気を付けなければ濡れてしまう可能性があるので注意しましょう。
小さなお子様でも参加できますが、お子様の股下までつかるぐらいの深さになるので、着替えは必須になりそうです。
夜は幻想的な雰囲気に
夜になると提灯に灯りがつき、幻想的な雰囲気になります。
さらに、ろうそくをお供えするので、夜のほうが雰囲気があります。
屋台もより、活気のある雰囲気に感じられます。
水御籤も!
御手洗祭では水御籤も引くことができます。
水御籤とは、くじ引きを水につけることで、文字が浮かび上がり、占いができるおみくじです。
みたらしだんごの発祥の地
「みたらし」と祭の名前にある通り、みたらし団子発祥の地ともいわれています。
そのため、祭に出店されている屋台にはみたらし団子が多くあります。
その他にも様々な屋台が出店されています。
御手洗祭の混雑は?
御手洗祭には、足を水につけるという、ちょっと変わった祭なので、多くの人が訪れます。
そのため、足つけ神事は混雑し、1時間程度の待ち時間が発生してしまうこともあるのだとか。
待ち時間は少なくても、多くの人が訪れるため、少し窮屈になります。
そこで、少しでも人が少ない時間を狙う方法をお伝えします。
空いているのは昼
御手洗祭は夜よりも昼のほうが空いています。
とにかく空いているのがいい方は、昼が一番おすすめ!
夜に行きたければギリギリが空いている
祭では、提灯に火がともっていたり、ろうそくに火を付けたりしますので、夜のほうが幻想的に感じられます。
夜なので、混んではいますが、その中でも20:30以降が比較的すいてきます。
夜で、空いているのがいいという方は、20:30以降を狙ってみましょう。
写真は終了10分程度前のもの。
天気が悪ければ空いている?
私が行ったときは、雨が降りそうで降らない微妙な天気の時でした。
このような天気の時は、かなり空いており、待ち時間がほとんどありませんでした。
なので、天気が悪い日は空いている可能性が高いです。
持ち物は?
この祭では、水の中に入るため、必要な持ち物をしっかり整理しておきましょう。
- タオル
- 膝上までまくりやすいズボン
これらは必要です。靴袋はすでに祭で準備されていますが、タオルはありません。
ハンカチサイズの大きさでもなんとか拭くことができますが、ハンカチがびしょびしょになりますし、なんとなく拭ききれた感じがしないので、手ぬぐいぐらいのタオルがああると安心です。
また服装は、膝上のズボンや、膝上のスカートが安心です。長ズボンは膝まで上げることができればなんとかなります。
しかし、水の深さは膝の高さぐらいありますので、濡れてもいいという覚悟は必要です。(うまく歩けば濡れません。)
期間・料金・場所は?
開催期間
2019年は7月19日から7月28日です。
時間は9:00~21:00です。
参拝料
祭参加には料金はかかりませんが、足つけ神事に参加するには300円かかります。
アクセス
御手洗祭が開催される下鴨神社は、京阪電車・叡山電鉄の「出町柳駅」から5~10分歩いたところにあります。
JR京都駅からは市バスを利用するのが一番安く行けます。
河原町からは京阪祇園四条駅から2駅です。
地下鉄北大路駅、河原町からは市バスを利用する方法もあります。