2019/03/29
水御籤や美しい提灯で有名な貴船神社。
そんな貴船神社は冬になると「積雪日限定ライトアップ」が開催されます。
そしてこのライトアップは、名前の通り「積雪のあった日」のみのライトアップとなっており、直前まで開催されるかどうかがわかりません。
今回は貴船神社の雪のライトアップはどんな感じなのか、そして混雑状況やいつ開催されるのかを予想するポイントを紹介します。
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雪の貴船神社
貴船神社には「本宮」「奥宮」「中宮」の3か所が、貴船神社のライトアップは本宮でのみ開催されます。
まだ明るい時間の写真ですが、上の写真が本宮前にある鳥居の写真です。
いうまでもありませんが、入り口の鳥居だけでもとってもきれいですよね!
本宮の鳥居のすぐ奥にある階段が、雪のライトアップで一番人気のある場所です。
提灯の赤色と、雪の白色とのコントラストが非常に美しいです。
最もきれいにみれるのは階段の右側ですよ!
この階段を上て行くと本宮に到着します。
手を洗う場所も普段に増して一層雰囲気があります。
雪が積もるぐらい寒いですが、せっかくですので手を洗って行きましょう!
次にちょっとした隠れスポットを紹介します。
貴船神社の本宮の裏側にあたる場所は、正面の階段に比べて比較的人が少ない場所になります。
橋が架かっていたり提灯もあり、非常にきれいです。
あまり長くはありませんが、正面のような階段もあります。
ちょっと人が少なくてゆっくり見れるのは貴船神社の裏側ですよ!
橋の下を流れる水の音がより一層貴船神社の神聖な雰囲気を掻き立てます。
明るい時間はどんな感じ?
明るい時間はこんな感じです。
写真ですとやや日没気味ですので若干暗いですが、お昼でも雪と貴船神社の美しさは変わりません。
開催されてる日は?
ライトアップは開催期間は1月1日から2月28日までの2か月間で「積雪日のみ・不特定」となっています。開催日は当日の15時に開催のときのみ「貴船神社Facebook・twitter、公式webサイトの新着情報」で告知されます。
本年度から昨年までと変更になっているようです。
1月19日から、2月23日の間土曜日のみの開催に変更になったようです。
正直確実なことは当日にならなければわかりません。
しかし、前日もしくは数日前から予想することはできます。
積雪を予想しよう
まず”Twitter”や”インスタグラム”で「貴船神社」と検索します。
すると、最近の貴船神社の写真が表示されます。
この情報を頼りに雪が積もっているかどうかを確認してみてください。
そのあと、天気予報で気温を確認してください。
貴船神社へ行く日の最高気温が京都市内(京都駅や河原町など)で8℃以下であれば見れる可能性があります。
さらに雪が降る予報であれば、ライトアップ開催の可能性はさらに高まります。
京都市内8℃はあくまでも目安ですが、この気温よりも高いと雪が解けてしまう可能性がありますので、おすすめしにくくなります。
最高気温が5℃以下ならさらに可能性は高まります!
しかし、降雪や湿度や日射時間等によって、雪の積もり具合に大きく変化が起こりますので、気温がやや高めでもみれたり、気温が低くてもみれないこともあります。
あくまでも参考程度にしてください。
アクセスと混雑は?
貴船神社へはアクセス方法が限られます。
そのため多くの人が同じ経路を利用し、最悪の場合バスに乗れなくなってしまう場合があります。
そこで貴船神社へのアクセス方法と混雑状況をお伝えします。
アクセス方法
貴船神社へは基本的に叡山電鉄を利用してからバスを利用するルートのみになります。
叡山電鉄は出町柳駅で京阪電車に連絡していますので、JR・近鉄・阪急・地下鉄からは京阪を目指して移動しましょう。
叡山電鉄では「鞍馬行き」に乗車して「貴船口(きぶねぐち)」で下車します。(貴船神社は「きふね」と読みますが、貴船口駅は「きぶね」と読むので検索などでは注意)
貴船口からは貴船口駅と貴船神社を往復するバスに乗車して5~10分程度で貴船神社へ到着します。
貴船口駅と貴船神社を結ぶバスのダイヤは以下の通りです。
貴船神社行き | 貴船口駅行き |
17:15 | 17:21 |
17:31 | 17:37 |
17:47 | 17:53 |
18:02 | 18:11 |
18:31 | 18:37 |
19:00 | 19:06 |
19:15 | 19:21 |
19:33 | 19:40 |
19:48 | 19:54 |
20:03 | 20:10 |
バスには乗車できない可能性あり
貴船神社の積雪ライトアップへは非常に多くの人が訪れます。
そのため貴船口駅と貴船神社を結ぶバスに乗車できない可能性があります。
バスの間隔は15~30分間隔となっており、次のバスを待てば乗車できる可能性はありますが、時間帯によっては30分近く待たなければいけない場合もあります。
貴船口駅前→貴船神社は待てば乗車できる可能性はありますが、帰りの貴船神社→貴船口駅前は最終のバスが定員になってしまう場合が多く、特に最終バスギリギリの時間ではバスに乗れない可能性が非常に高くなります。
七夕の時期のバスでは最終バスの15分程度前には定員ということもありますので、積雪ライトアップも同様に早めに行く必要があります。
歩きたくない方は、30分以上前に並んでおくのが安心です。
ちなみに帰りのバスは20:00が最終です。
また、悪天候時はバスの運行が中止になる場合もあります。
それ以外の交通手段は?
貴船神社へ向かうルートは基本的に上記のもの以外にありません。
一応ですが、出町柳駅や国際会館駅などから貴船口行きのバスはありますが、夕方以降は運航はありませんので、貴船口へは叡山電鉄のみでしか行くことができません。
また、貴船口駅前と貴船神社を結ぶバスの区間はバス以外だと徒歩以外に方法はありません。
車はおすすめできない
貴船神社周辺へは京都市内と異なりノーマルタイヤでの運転が難しい上に、道も山道で細めの道で、貴船神社参拝の歩行者も多くおり、大変危険ですので、おすすめできません。
歩くとどうなる?
バスに乗車できない場合は、最寄りの駅「貴船口駅」まで徒歩で移動する必要があります。
貴船神社から叡山電鉄貴船口へは徒歩30~40分程度かかります。
私が積雪ライトアップに行った際は貴船神社から徒歩で帰りました。
積雪の量にもよりますが、道路にも雪が積もってしまうぐらいの積雪があります。
ですので、足元が不安定でとても危険です。
普通の靴では滑ってしまう可能性もあり、街灯がない区間も多く存在しますので車などとの事故の危険もあります。
足場が悪いので駅までにかかる時間は想像より長くかかります。
あると便利なもの
先ほどもご説明した通り、貴船神社周辺は雪が多く積もりますので、準備をしていく必要があります。
貴船神社には雪が積もっており、階段も多いので滑りにくい靴が必要です。
また、バスに乗車できない場合に徒歩で移動する場合に備えて懐中電灯がないと危険です。
少し盲点かもしれませんが、雪の中に長時間いると靴から足へと雪の冷たさが伝わってしまいます。
ですので、足を温める靴の中敷きのように使うカイロがあると便利です。
・滑りにくい靴
・懐中電灯
・足元カイロ
突然中止の可能性も
昨年は貴船神社のライトアップは、大雪や、多くの参拝者が訪れ、安全を確保できなかったため途中で中止になりました。
行かれる際は中止になっていないか確認しましょう。
昨年は中止が発表された後も、ライトアップされていました。
その時はSNSでの告知はなく、貴船口駅前から貴船神社までのバスの運行もありませんでした。
中止が発表された後でもライトアップされている可能性はありますが、バスがありませんし、そもそも開催されているのかも情報はありませんので、とても過酷です。
雪が降っても中止の可能性もありますので、必ず公式のアナウンスを確認するのがおすすめです。